今回は大きく分けて3つの作業を行います。
Go言語をインストールする前にGVMを導入します。
GVMはGo Version Managerの略で名前の通り、Go言語のバージョン管理ツールです。
brewでGo言語をインストールしても良いのですが、GVMを導入すると気軽にGoのバージョンを変更できるようになります。
なので今回はGVMを使用します。
- MACに標準でインストールされている「ターミナル」を起動
- 下記コマンドを貼り付けて実行
bash < <(curl -s -S -L https://raw.githubusercontent.com/moovweb/gvm/master/binscripts/gvm-installer)
- 下記コマンドを貼り付けて実行
source $HOME/.gvm/scripts/gvm
- 下記コマンドでviを起動
vi ~/.bash_profile
- キーボードの「i」を押し入力モードにする
- 一番下の行で改行し、下記一文を加える
[[ -s ~/.gvm/scripts/gvm ]] && . ~/.gvm/scripts/gvm
- escキーを押し、編集モードにしたらshift+zを二回押すと保存して終了となります
- ターミナルで下記コマンドを入力
gvm version
- 下記のような表示が出てくれば無事インストール完了です
※1.0.22と記載されているバージョンはあなたがインストールした時点の最新が表示されます
Go Version Manager v1.0.22 installed at /Users/●●●/.gvm
では実際にGo言語をインストールして行きます。
インストール可能なバージョンは下記コマンドで表示可能です。
gvm listall
今回は1.9.2を使用してみます。
- ターミナルに下記コマンドを入力し実行
gvm install go1.9.2 -B
- 下記コマンドでviを起動
vi ~/.bash_profile
- キーボードの「i」を押し入力モードにする
- 一番下の行で改行し、下記一文を加える
gvm use go1.9.2
- escキーを押し、編集モードにしたらshift+zを二回押すと保存して終了
- ターミナルに下記コマンドを入力し実行
source ~/.bash_profile
- ターミナルに下記が表示されれば無事に完了です
Now using version go1.9.2
ここからはVSCodeでの作業となります。VSCodeを起動してください。
- command+shift+xで拡張機能を開いてください
- 拡張機能の検索欄に「Go」と入力してください
- Rich Go Language〜と詳細文に記載されている方をインストール
執筆時点では下図のような拡張機能です
- 新しいファイルを作成し、下記内容を記載
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello Golang")
}
- 名前をつけて保存で「sample.go」というファイル名で保存
- この時点でVSCode上部に下図のような表示が現れると思います
- VSCodeでGoを使用する上で必要なツール群がありませんという表示なので
「Install All」を選択し全ツールをダウンロード
- 一度VSCodeを再起動し、何も表示されないことを確認してください
何も表示されなければ無事に設定は完了でVSCodeでGo言語をかけるようになりました
このままでもプログラムは可能なのですが、せっかくVSCodeを使っているのでデバッグ環境も構築して行きたいと思います。
- ターミナルに下記コマンドを入力し実行
go get -u -v github.com/derekparker/delve/cmd/dlv
- sample.goを開いている状態でF5を押す
- 下部のコンソールに「Hello Golang」と表示されれば無事に完成です。